メタンハイドレート開発は採算が合うのか?
1 管理人 2023-08-18 01:58
石油を回収する場合、一か所の圧を抜くと、自然に移動してきて集めることができる。
ストロー一本指せば簡単に石油を回収できる。
メタンハイドレートは個体なので、広範囲に分散した個体を回収することが
難しい問題がある。
「燃える氷」は救世主となるか
ストロー一本指せば簡単に石油を回収できる。
メタンハイドレートは個体なので、広範囲に分散した個体を回収することが
難しい問題がある。
「燃える氷」は救世主となるか
では、時期はともかく、シェールガスのようにゆくゆくは資源地図を塗り替えるような存在になるのだろうか。
「東日本大震災以降、国内の天然ガス使用量は2倍くらいになっています。メタンハイドレートは天然ガスですから、それを日本で採れればと期待できるかもしれない。でも、現実的には、天然ガスの役割の一部分をメタンハイドレートが果たす、というくらいでしょう」
松本特任教授が言うには、国内のメタンハイドレートの総量は、今の日本が一年に使っている天然ガスの数倍から10倍ほどしかないという。
「メタンハイドレートさえあれば日本のエネルギーは大丈夫だというのは幻想ですね。存在している資源の全てが回収できるわけじゃない。これを輸出できてなんていうのは、現実を知らない人だけです。そう言って一般の人を惑わせてはいけないでしょう。資源については間違ったことが平気で流されて、時にはそれが政策にまで影響してしまうということがあるので、関係者には科学的事実を正しく理解し、共有してほしいと思います」
https://emira-t.jp/ace/413/