ゴミ処理問題と砂漠の活用
1 管理人 2025-09-19 16:40

https://jstories.media/jp/article/greening-the-desert-with-trash
ニジェールの砂漠地帯にゴミを散布することで緑化に成功したプロジェクトがあるようです。
このプロジェクトを分析すれば、砂漠にどのようなゴミを散布すれば環境にとって良い影響を与えることが出来るか何かしらの示唆があるかもしれません。
101 管理人 2025-09-19 19:42

102 管理人 2025-09-19 19:45
ここでいう「分解」とはどのようなレベルでの分解なのだろうか。単にシロアリや微生物に食べられて化学的にはそのままの形で
土壌に埋もれたままなのならば、マイクロプラスチックが土壌汚染しているだけなんじゃないか?
103 管理人 2025-09-19 23:34
- ニジェールなどサヘル地域で、都市から出る家庭ゴミを荒廃地(乾燥地)に運び、散布する。 jstories.media+2国土地理協会+2
- ゴミを撒いた上に砂をかぶせたり、荒廃地をフェンスで囲んだりして保護を図る。 jstories.media
- ゴミの中には種子が含まれており、それが発芽するものもある。 jstories.media
- シロアリがゴミ/有機物を分解する役割を担っている。 jambo.africa.kyoto-u.ac.jp+1
- 雨季に雨が降ることで、ゴミの中の有機物や種子が水を得て発芽・植物生育 →草や木が育つ。 jstories.media+1
- 植生が回復することで土壌の透水性が改善し、水保持力が向上、風食・侵食の抑制につながる。 国土地理協会+1
2. 有機物分解/微生物 + シロアリの活動 | ゴミ中の有機性物質(植物残さ、家畜の糞、生ゴミなど)が主な分解対象。シロアリが重要な役割を果たしており、彼らは有機物を食べ、体内や体表に共生する微生物(バクテリアなど)がセルロースなどの複雑な有機分子を分解する。 jambo.africa.kyoto-u.ac.jp+1 |
3. 土壌物理性の改善 | シロアリなどの生物活動やゴミの投入により、**孔隙(すき間)**が増える → 土壌の通気性・透水性が良くなる。砂漠地帯では表土が硬く「クラスト」という硬い表層を持つことが多いが、それを打破する働き。ゴミ混じり土が分解・耕されることで、雨水が浸透しやすく、浸食されにくい地表ができる。 国土地理協会+1 |
4. 種子の発芽・植物生育 | ゴミ中に含まれていた種子が発芽する、あるいは外から飛んでくる種子がゴミ・砂被せ層の中で残ることができる環境が整う。植物が育つとその根が土を固定し、葉からの落葉などがさらに有機物を補給。これが緑化と土壌の被覆(シェード効果など)を通じて乾燥・熱・風から土を保護する役目を果たす。 jstories.media+1 |
5. 肥沃度の向上と好循環 | 植物が育つ →家畜がその植物を食べる →糞尿が肥料となる →再び有機物が土に戻る。このような物質循環が始まる。さらに、維持するためには追加のゴミ(有機性)投入が必要という報告もある。 国土地理協会+1 |
- プラスチックを白アリが「食べている」というよりは、ゴミを散布した土壌に混ざったものとして、物理的に保水性を増すなど間接的な役割を持つ可能性が指摘されています。 jstories.media+1
- ゴミ投入後2年ほどで効果が薄れることがあり、その原因として「養分の流出(降雨による、または風による飛散)」「植物・家畜による採取」「ゴミ中の有害物質」「プラスチックなど非分解性成分の蓄積」などが挙げられています。 国土地理協会
- プラスチック自体が微生物・シロアリによって化学的に分解されている、という明確なデータは公開されていないようです。プラスチックは材質によっては非常に分解が遅く、土中での分解作用も限定的です。
-
プラスチックの分解の度合い
- プラスチックはどの程度物理的・化学的に壊れているのか。マイクロプラスチック化しているのか、それともほぼそのまま残っているのか。
- 白アリや他の生物がプラスチックを内部で化学分解できるか、あるいは分子構造を変化させられるかどうか。
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有害物質・重金属の動き
- ゴミの中には重金属や有害化学物質が含まれている可能性があり、それらが土壌に蓄積・植物・動物に取り込まれるリスク。報告書ではその検査が課題としてあげられている。 国土地理協会+1
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養分の長期保持性・流出防止
- 雨や風で養分(有機物・ミネラル)が流れ出てしまうこと。これを防ぐには植物被覆がしっかりすること、土がある程度深く・構造が安定することが必要。
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投入ゴミの種類・選別
- 「どのゴミ(有機性 vs 非有機性、プラスチックの種類など)をどの程度混ぜるか」が最適か、ということ。
- 有機ゴミ → 微生物・シロアリなどによる分解 →土壌に有機物や養分が加わる。
- 地表被覆としての植物が育つ →根が土を固定・透水性/保水性を改善する →風や雨による侵食が減る。
- 家畜との循環を通じて土壌中の有機物・養分が維持されるようになる。
104 管理人 2025-09-19 23:36
有機的な生ごみだったら自然に分解されるから恐らく問題は無いと思う。
2 管理人 2025-09-23 09:55
1.2万トンのオレンジの皮を国立公園に捨てた衝撃の結果!16年後に起きた奇跡とは?
1990年代のコスタリカで、ある驚くべき光景が目撃されました。オレンジジュース製造会社のデル・オロ社は、トラック約1000台分に相当する12,000トンものオレンジの皮と果肉を国立公園内に投棄していたのです。
https://note.com/geochan/n/nd1937b110334

201 管理人 2025-09-28 06:57
理想的には何らかの方法で分解、堆肥化してから運搬することが求められる。
202 管理人 2025-09-28 13:04

https://www.jica.go.jp/information/publication/magazine/mundi/1805/201805_02_02.html
上の画像の茶色部分が有機物ゴミ。先進国では有機物のゴミがコンポスト化によって肥料として再利用されている割合も高い。
韓国の生ごみの再生利用率はほぼ100%に近いらしい。サハラ砂漠周辺と中東、中国の砂漠ではどうなんだろうか。
203 管理人 2025-10-06 21:31
世界で捨てられる食べ物の量、年間25億トン。食品ロスを減らすためにできること

- 世界で生産された食品のうち40パーセントにあたる約25億トンが1年間で廃棄されている
- 食品廃棄に対する罰金など、国内外で食品ロスへのさまざまな取り組みが進んでいる
- 買い過ぎない、作り過ぎない、注文し過ぎない。今日からできる行動が豊かな未来を築
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/84322/food_loss
204 管理人 2025-10-07 06:17
しかし2011年には97.1%になり、現在ではほぼ100%に近い状態になっています。
韓国では、生ごみの埋め立てによって悪臭や地下水汚染などの問題が発生していました。
加えて、90年代後半の韓国では通貨ウォンが暴落し、ほとんど輸入品の飼料に頼っていた畜産農家が大打撃を受けたのです。
そこで、生ごみを再利用して飼料や肥料として使おうという機運が高まっていたのです。
韓国では2005年から生ごみの埋め立てを禁止し、2013年からは生ごみを専用の黄色い袋に入れて出すことが義務化されました。
205 管理人 2025-10-07 17:40




草刈りや、町で切られた剪定枝をウッドチップ化することによってこれらの有機ゴミもコンポストに入れることが出来ます。
206 管理人 2025-10-08 00:50

木材、生ごみ、落ち葉、草刈りで除去された草木などの有機ゴミ破砕機やシュレッダーを使って可能な限り細かく粉末状にすると微生物による分解が
促進されると思います。
207 管理人 2025-10-08 02:32




その後、コンポストや大型堆肥化施設で、有機ゴミを微生物分解します。
208 管理人 2025-10-11 03:23
そして、ゴミ収集車にも生ごみ専用の収集車があるようで、徹底して分別をしている。
https://lifehugger.jp/report/zerowaste-lifestyle-korea-waste/#:~:text=%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%81%94%E3%81%BF%E5%87%A6%E7%90%86%E4%BA%8B%E6%83%85%E3%80%82&text=%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%AE%E3%82%82%E3%80%81%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A7%E3%81%AF,%E5%86%8D%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
209 削除しました 2025-10-11 04:03
3 管理人 2025-09-23 13:35
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301 管理人 2025-09-23 13:57
燃焼物が酸化物、炭酸塩の形で残り、それらを水に溶かすとアルカリ性を示す。
これらの物質を土壌に適切な分量で混ぜて、多くの植物種にとって好ましい中性~弱酸性の土壌に調整する。
302 管理人 2025-09-24 04:49
その他には、アマゾンで発見された「Terra preta(黒土)」という土地には、木炭を混ぜた土壌が確認されている。

https://biosoil.blogspot.com/2011/11/terra-preta.html
303 管理人 2025-10-01 15:56
この土壌は自然に発生した赤みがかかった土壌とは打って変わって、黒く深い土壌になっています。
アマゾンの部族たちは古来から作物の育成を補助するために、この特殊な土壌を作り上げる知識を伝えてきました。
一体どのような成分で構成されているのでしょうか。
304 管理人 2025-10-01 16:12
テラプレタの土壌には、通常の土壌と比較して、有機炭素が2倍以上、PH濃度が1単位低く、遙かに肥沃であることが分かっています。
そして、リン、カリウム、カルシウムなど、化学元素の濃度が周辺の土壌よりもはるかに高かった。
305 管理人 2025-10-01 16:20
魚や、キャッサバと呼ばれる植物を廃棄物として集めて、土の中で腐敗、分解させる。
腐敗した物質はゆっくりと土壌と混じりあい、数年間の年月放置する。
放置された土地に、有機灰や木炭を撒いて土壌成分を調整する。その後、住民はこの土地に作物を植える。
https://www.science.org/content/article/ancient-amazonians-created-mysterious-dark-earth-purpose
306 管理人 2025-10-01 16:24
- 炭素(C) … 主に二酸化炭素から取り込み
- 水素(H) … 水から供給
- 酸素(O) … 空気・水から供給
- 窒素(N) … タンパク質やクロロフィルの材料
- リン(P) … DNA・RNA、ATP(エネルギー分子)の成分
- カリウム(K) … 浸透圧調整、酵素活性化、光合成や糖の転流に必須
- カルシウム(Ca) … 細胞壁や膜の安定化
- マグネシウム(Mg) … クロロフィルの中心原子、酵素補因子
- 硫黄(S) … アミノ酸(システイン・メチオニン)やビタミンの成分
- 鉄(Fe)、マンガン(Mn)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、ホウ素(B)、モリブデン(Mo)、塩素(Cl)、ニッケル(Ni)
- N(窒素):葉の成長、タンパク質合成に必須。
- P(リン):根の成長、エネルギー代謝(ATP)、花や実の形成に重要。
- K(カリウム):病害抵抗性、光合成効率、水分調整、果実の肥大に重要。
307 管理人 2025-10-01 16:25
木炭や草木灰にはカリウムが多く含まれている。
308 管理人 2025-10-01 16:29
- 土壌改良材として:
- 木炭に含まれるカリウムなどのアルカリ成分は、土壌の酸度(pH)を整え、植物の生育環境を改善します。
- 水溶性成分として:
- カリウムは水溶性であるため、木炭を長期間水に浸すと木炭から溶け出し、水に旨みを与えたり、活性炭として有毒物質を吸着する役割を果たします。
- 燃料として:
- カリウムは、灰に埋もれた状態でも木炭が低酸素濃度下で燃焼するのを助ける「着火性」にも影響を与える成分です。
- 木炭の成分の90%以上は炭素ですが、カリウム以外にもカルシウム、マグネシウム、マンガンなどのミネラルが含まれており、植物の生育に良い影響を与えます。
- 食用にされる竹炭には、カリウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれており、健康維持のために摂られることがあります。
4 匿名モードによる書き込みです。 2025-10-07 21:20
https://archeboard-363d29e73894.herokuapp.com/topics/index/trees/not_login_posts/41