降水が少ない砂漠地帯、乾燥地帯ににどうやって水資源を用意すればいいのか
1 管理人 2025-10-09 02:48
そもそも砂漠や乾燥地帯に水資源が少なすぎるというものです。どうにかして砂漠地帯に水資源を用意しなければなりません。
2 管理人 2025-10-11 03:40
201 管理人 2025-10-11 03:54
202 管理人 2025-10-17 15:49
203 管理人 2025-10-29 06:37
砂漠地帯の気温と乾燥によって水分が蒸発してしまうのなら、地下ダムを建設するということは効果的なんだろうか?
アフリカに地下ダムって存在するんだろうか?
204 管理人 2025-10-29 08:24
- 地表付近の温度: サハラ砂漠の日中の地表温度は非常に高く、40℃を超えることも珍しくありません。
- 深部の安定性: 砂漠の砂は熱が伝わりにくい性質を持ち、また、地中には熱を蓄える水蒸気が少ないため、地表の熱は深部まで届きにくいです。そのため、深部では外気温の大きな変動の影響を受けず、年間を通じて比較的安定した低い温度(約15℃~20℃)になります。
- 夜間の温度低下: 砂漠では日中に蓄えられた熱が夜間に放射されることで、地表付近の気温は急激に低下します。地中深部の温度は、この地表付近の急激な温度変化の影響を受けにくいです。
205 管理人 2025-10-29 08:28
調べたところ、サハラ砂漠域およびその周辺(特にサヘル~北アフリカ地域)で「地下ダム(サブサーフェス・ダム/地下貯水ダム)」の構想や実例がいくつか報告されていますが、正確な“いくつあるか”という数値は把握できません。以下、確認できる情報と留意点を整理します。
- アルジェリアの高原部/サハラ周縁部(ウィラヤ Adrar、Tamanrasset、Illizi 等)では、「地下ダム(underground dam)」が “around 30 million m³” の貯水量で設置されているという報告があります。 Larhyss
- つまり「数基あるが、十分数ではない(the number of dams … five in Tamanrasset … insufficient)」とも記述されています。 Larhyss
- 西アフリカ、たとえば ブルキナファソ北部では、「砂漠化進行地域における地下ダム建設可能性」の研究があり、実地に適地調査が行われています。 J-STAGE
- 地下帯水層や古代の化石水(fossil groundwater)として、サハラ・サヘル域には巨大な地下水の蓄えがあるという報告もあります。 Csf Desertification+2Longdom+2
- 「地下ダム」という用語の定義があいまいなこと。土中に仕切りを造って浅い地下水を貯める方式のものか、あるいは古い谷(fossil valley)や沖積層を利用したものか、地域・技術によって幅があります。
- 公的なインベントリ(一覧表)として「地下ダム数」が整備されていない。多くが学術研究・技術報告の範囲で触れられており、全国・地域レベルでの登録が不十分です。
- 砂漠・半乾燥地帯ではアクセスやモニタリングが難しく、実態が把握されていない構造物も多い可能性があります。
- 報告されているものでも「数基」「数ヶ所」「~30 million m³(貯水量)」など、貯水容量が示されており、「基数」が明確でないものが多い。
206 管理人 2025-10-29 08:30
アルジェリア | ベシャール地域(Béchar州)、サハラ北西部砂漠地域 | 地下水資源・地下貯留水の利用が紹介されており、地下ダム形式の検討・適地選定が言及されています。 Open Access Pub+1
汎アフリカ/学術レビュー | 地下ダム技術の世界的レビューにおいて、サブサハラ・乾燥地帯・流域砂利層を利用した地下ダムとして「いくつかの地域」で適用された例が紹介されています。 ResearchGate |
- 上記の例は「地下ダム」と明確に分類されているものもあれば、「地下貯留・地下水停止・サブサーフェス貯水構造」として言及されているものも含まれ、用語・定義にばらつきがあります。例えば「サンドダム(砂中ダム)」「サブサーフェスダム(地下水をせき止める構造)」など。
- 設置数・規模・運用状況が公開されていないケースが多く、「〇基ある」という一覧データは見つかりません。
- 多くは評価・適地検討段階の報告で、実際に稼働中かどうか・維持管理がどうなっているかまでは記載が乏しいです。
- 地下ダムが「砂漠地帯」のどの範囲(完全な砂漠部か、その周辺か)に該当するかが曖昧な報告もあり、純粋なサハラ中心部での地下ダムの設置例はさらに少ない可能性があります。
3 管理人 2025-10-11 15:43
0 0 落ち着け301 管理人 2025-10-11 15:50
海洋に面している砂漠国家は結構あります。
中東各国と、サハラ砂漠各国が確認できます。オーストラリアも海洋があります。
カタールとオマーンではすでに海水淡水化プラントが稼働しています。
302 管理人 2025-10-11 18:55
303 管理人 2025-10-12 06:47
現在の海水を淡水化する技術は逆浸透法という手法が一般的で、海水に圧力をかけ、圧力のかかった状態から膜を使って真水のみを透過させる手法です。
サウジアラビアのアルジュベールに設置された淡水化プラントは世界最大のプラントであり、100万㎥/(1日)多段フラッシュ蒸発法プラントです。
逆浸透法では、イスラエルのアシュケロンで約400000㎥/(1日)、アルジェリアで1000000 ㎥/(1日)プラントが設置されています。
304 管理人 2025-10-12 06:49
しかし、実際にはこれらの技術だけで海水淡水化が成立するわけではありません。淡水化プロセスを安定的に行うためには、その前段階である 前処理(ろ過)工程 が非常に重要になります。
一般的な前処理法としては、砂ろ過 や MF膜(精密ろ過膜)、UF膜(限外ろ過膜) などの膜処理が使われます。これにより、海水中に含まれる無機懸濁物(SS成分)や微生物などを効果的に取り除くことができます。
現在、海水淡水化において最も広く採用されているのが RO膜(逆浸透膜)を用いた方式 であり、これは SWRO(Sea Water Reverse Osmosis) とも呼ばれます。
かつては蒸発法が主流でしたが、近年では RO膜のコストが大幅に低下したことから、RO膜法が標準的な技術 となっています。
305 管理人 2025-10-12 07:00
- わが国の年間の降水量は約6,600億m³ですが、そのうち約35%は蒸発散し、残りの約4,300億 m³が日本の国土で我々が最大限利用することができる理論上の量(水資源賦存量)です。実際に使用される年間の水量は、2019年の取水量ベースで、生活用水として約148億m3 、工業用水として約103億m3 、農業用水として 約533億m3 であり、その合計量は約785億m3になります。この他、養魚用水、消・流雪用水、火力発電所等用水や建築物用等として水が使用されています。使用されない水は地下水として貯えられたり、海域へ流失したりしています。(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk2_000011.html?utm_source=chatgpt.com
上記のデータを見ると、海水淡水化プラントだけで農業用の水を生成するのは量が全然足りないかもしれない。
306 管理人 2025-10-12 07:02
世界の海水淡水化・かん水淡水化・超純水用脱塩など、淡水化の需要に関して見てみると、ここ20年の間にどの程度変化してきているかみていきたいと思います。少し前に遡りますが、1945年~2005年までの変化を見てみると、中東湾岸諸国・地中海沿岸・北アフリカなどの需要が増加したこと、また、既存の施設を更新する需要が増加したこと、これらの変化によって1945年~2005年末の契約で4700万㎥/(日)と増加傾向を辿っており、2005年における淡水化プラントの運転開始だけで見ると、4000万㎥/(日)と成長を遂げています。それ以降、毎年200万㎥/(日)が続いており、2010年までにも平均年率として10%以上の割合で稼働率が伸びてきており、2010年で6300~6400万㎥/(日)、2015年で9400~9800万㎥/(日)と、このように年々大きく成長しながら現在に至っていきています。
特に、淡水化事業が進んだ要因に、逆浸透法が世界で急速に増加してきたことが挙げられます。逆浸透法の増加によって、2005年末で逆浸透法は蒸発法を抜いて世界全体で50%以上の稼働となっています。淡水化の原水と言うのは、海水・かん水・河川水などが使用されており、その中でも海水・かん水が淡水全体の約80%を占めています。
https://waqua.com/scene/future-of-desalination/
4 管理人 2025-10-17 11:35
0 0 落ち着け401 管理人 2025-10-17 11:38
402 管理人 2025-10-29 06:44
5 管理人 2025-10-21 12:03
Wadi(ワディ)
501 管理人 2025-10-21 12:04
502 管理人 2025-10-21 12:05
6 管理人 2025-10-29 06:51